vie riche

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長期間服用していたピルをやめた理由

実は少し前からピルを服用するのをやめました。
きっかけは健康診断で肝臓に関する数値で異常が見られたためです。
私もこのような事態になるまで全く知らなかったため、ピルを服用している方に届けばと思いシェアします!

 

ピルの服用を始めてから今に至るまで

学生時代からずっとピルユーザーでした。大学生になって友達との旅行や遊ぶ予定が増えて、絶対に生理が当たってほしくないタイミングを避けたいな~と軽い気持ちで始めました。


幸いピルによる副作用はなく、生理も必要に応じてずらせるようになり快適になりました。ピルを購入するタイミングで定期的に血液検査や婦人科検診は受けていたものの、異常がないことを確認している程度で、あまり気にすることなく数年続けていました。

 

昨年、会社の健康診断を受けた際、血液検査で肝臓に関する数値に異常があり、精密検査を受けるよう指示がありました。
慌てて近くの病院で検査したところ、血液検査でやはり特定の数値がかなりの異常値を示しており、大至急大学病院での検査を勧められました。

 

私はお酒がほとんど飲めず、食生活や運動習慣も普通で、全く心当たりがありませんでした。
大学病院でも詳しい検査をしたものの、異常値を示している数値以外の異常はなく、肝臓や周囲の臓器の状態も至って普通でした。

 

強いて言えばピルの服用ぐらい。大学病院の先生と相談し、一旦やめてみることにしました。
すると2週間、1か月後に受けた検査では異常を示していた数値がみるみる下がっていきました。
今は数か月に1回の経過観察になりました。

 

ピルの成分が原因というよりも、同じ薬を長期間服用することにより人によっては肝臓に負担がかかりやすくなるそうです。

ピルの服用によって血栓症のリスクが上がることは知っていたのですが、肝臓への影響がある可能性は知らず、衝撃でした。

※あくまで私の例ですので、不安な方は病院で相談することをおすすめいたします!

 

ピルをやめてみて

ピルをやめることになり、かなり不安でした。長い間PMSや重い生理とも無縁だったので、いったいどうなってしまうんだろう、というか飲んでない期間の生理ってどんな感じだったっけ…?と1回目の生理が来るまでかなり不安でした。 

 

ピルをやめてからの変化はこんな感じ。
PMSは特になかった
・食欲が減った(そして痩せました)
・むくみが取れる
・若干肌荒れしやすくなる
排卵痛がある
・生理はやや重くなる
・周期はあるものの、ずれはある

 

ピルを服用していて良かったこともたくさんありました。ピルの服用により、生理周期の安定だけでなく、卵巣がんや子宮体部がん等の発症予防、子宮内膜症の進行抑制につながると言われています。
またピルの処方を受けるために婦人科に行く必要があるので、自然と検診を受けるリズムが出来ていたことも良かったです。

 

ただ、薬を服用するということは何かしらの副作用がある可能性を忘れず、定期的に検診を受けることが大事だなと痛感しました。
ピルがあることが日常的になりすぎて、薬を服用しているという意識が恥ずかしながら薄れてしまっていました。

 

改めて思うこと

ピルをやめてみて思ったほどの辛さはなかったものの、生理周期が安定するのはいいなあ、出来れば続けたかったなあ…という思いは正直あります。笑
そして、ピルの服用によって抑えることができていた可能性がある病気が、少しだけ近づいてきた不安もあります。


個人的にはピルの服用はとてもオススメなので、生理痛の重さに悩んでいる方などは対策の一つの手段として婦人科で相談してみてほしいと思う一方、服用を始めた後はより身体の状態に気を付けてほしいなと思います!