唯一集めているものと、「応援する」ということ
私が唯一集め続けているもの。
それはデザイナー・藤村恵さんが手がけている
「honey la fleur」というブランドのアクセサリーです。
2年ほど前に台東区のデザイナーズビレッジのイベントで
アクセサリーを購入したことをきっかけに、
ずっと購入し続けてきました。
アクセサリーは数ヶ月に1回の販売なのですが、
毎回新作が発表されるたび、世界観にうっとりとしてしまいます。
ほんの一部です。こうやって改めて見てみると、思わずため息。
アクセサリーは言うまでもなくとても素敵ですが、
デザイナーの恵さんが仕事もプライベートも充実させている
芯の通ったかっこいい女性で、
お話する機会があるたびに感銘を受けています。
昔、好きだったアーティストがいました。
その方はメジャーデビューはしておらず、
動画サイトやSNSを活用しつつ日々活動を行っていました。
ある日、その方が活動休止になると知りました。
結構好きだったのに…と思いつつ、ふと振り返ってみると
その方のCDやグッズをほとんど持っていないことに気が付きました。
音楽は動画サイトで聴き、SNSをフォローする程度でした。
「好きだった」という割には、行動が伴っていませんでした。
好きなことを仕事にすることは、本当に大変なことだと思います。
好きなことを精一杯楽しむだけではなく、
好きなことを通じて現実的に誰かを動かさないといけない。
「応援する」というのは、応援する相手がいるから出来ることです。
応援する相手を少しでも長く応援することが出来るように、
いつか来る終わりの日に後悔しないように、
出来ることは何かなあ…と携帯に入っているそのアーティストの音楽を聴くたびに思い返します。
「相手が好きである瞬間」と「相手が活動している瞬間」が重なることは、実はとんでもない奇跡なのかもしれない。
きっと「応援する」ことは、私が私らしく生きる活力である。