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第二新卒で未経験の業界・職種へ転職活動をしました〜③スケジュール・面接対策・退職・QA編〜

皆様、こんにちは。

 

転職活動について、前回のブログの続き③スケジュール・面接対策・退職・QA編です。
(ごちゃごちゃ詰め込んでしまいました…)

noooon-life.hatenablog.com

 

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転職活動のスケジュール

私は以下のようなスケジュールで転職活動を進めました!

①小規模の転職エージェントに登録、書類準備:5月上旬〜中旬

アドバイザーの方に相談しながら応募職種を決め、職務経歴書と履歴書の作成を行いました。また履歴書に貼る写真の準備や、転職活動用の洋服等を準備しました!

②企業への応募〜面接:5月下旬〜6月中旬

アドバイザーの方が紹介してくださった求人の中から5社程度応募し、書類選考に合格したら面接を受けていました。またWEBテストを受験する企業もありました。(新卒の就職活動用のSPIの問題集を1冊解いておくと安心です!)

③1社内定→辞退、一時休止:6月下旬〜7月上旬

1社内定をいただいたのですが、やや業界にミスマッチがあったことと残業時間の多さに不安を感じ、悩んだ末辞退しました。一旦退職までは仕事をしつつ考え直そうと決めました。

④退職(最終出社)、転職活動再開:7月中旬〜8月中旬

リクルートエージェントとマイナビに登録し、再スタートを切りました。(詳しくは前回のブログを読んでいただけると嬉しいです!)約1ヶ月かけて、アドバイザーの方が紹介してくださった求人に15社程度、自分で探した求人に10社程度応募しました。選考中の求人が5社を切らないようにしていました。
7月中旬に最終出社日を迎え、その後は溜まっていた有給を消化していました。

⑤内定受諾:8月中旬

2社内定をいただき、業界・職種とともにより希望が叶えられそうな企業からの内定を受諾しました。
最終的には応募(書類選考)が31社、書類選考通過が15社、1次面接通過が8社、内定が3社でした。未経験可の求人はとにかく幅広く受けたり、選考を受けてみて違和感があった企業は辞退したりとしているうちに応募数が増えていきました…

 

面接でよく聞かれる質問と対策

面接でよく聞かれるのは以下の質問です。

①現職を退職し、転職しようと考えた理由

退職理由は基本的にポジティブに答えていましたが、私は残業時間を減らすのも目的の一つだったので「定められた労働時間内で効率的に働くことを肯定してくれる職場が良いと考えている」とも伝えておきました!

②どのような企業を探しているか

いわゆる「転職の軸」です。希望業界、希望職種、希望企業規模の3点と選んだ理由について話していました。

③志望動機

各企業で準備しました。企業HPや転職の口コミサイトを参考に、①②と絡めて作るようにしていました。

④自分の強みと弱み

強みとそれを発揮したエピソード、弱みと克服するために取り組んでいること、までをセットで準備しておきました。

⑤現職で頑張ったこと

職務経歴書に記載したものと同じで大丈夫です!ただなぜそのような行動を起こしたかなど詳しく突っ込まれることもあったので、面接前に改めて見直していました。

⑥現職でのやりがい・面白さ

未経験職種での転職だったので、「現職では○○な点がやりがいがありました。少し異なるとは思いますが、御社でも○○な点があり、やりがいを持って取り組めると考えています。」のように応募企業と連動させて話すようにしていました!

⑦入社後に携わりたいこと

各企業で準備しました。企業HPや求人票を参考にして答えつつ、まずはなんでも意欲的にやりたいですと答えていました。

⑧5年後・10年後のキャリアパスのプラン、達成のためにどのような努力をしているか

応募業界・職種との整合性があるかに気をつけつつ、具体的すぎず、抽象的すぎないように作成しました。
例えば「○○部署のマネージャーになりたい」ではなく、「社内の別部署のメンバーも巻き込んだプロジェクトを動かせるようなマネージャーになりたい」というように自分が大事にしたい点を伝えられるようにしていました!

⑨周囲からどのような人だと言われることが多いか

上司からの評価と同期や友人からよく言われることについて話しました。この質問、全ての企業で聞かれた気がします…

⑩高校生、大学生、社会人に分けて自分のやってきたことの紹介

特に大手企業でよく聞かれました。内容は学生時代頑張ったことに近いですが、人となりがわかるエピソードがあれば大丈夫な印象でした。

⑪年収の希望、残業時間の確認

他にも印象的だった質問は「最近読んだ本」「幼い頃から続けている趣味」「卒論のテーマ」でした。

 

面接対策ノート

面接で上手に話せるように、内容をある程度ノートにまとめていました。

①選考状況

複数エージェント・サイトを使っていたので、スケジュールを混同しないよう今自分が受けている企業と選考日程を書いていました。

②各企業のページ

ノートの左ページに企業HPで調べた特徴を記載し、右ページに志望動機とその企業でやりたいこと、求人票に記載されていたよく聞かれる質問の回答を記載していました。

③全企業共通で回答すること

退職理由や自分の強み、弱みなどはどの企業でもよく聞かれるので、1箇所にまとめておきました。そこから派生して質問されたことは覚えておき、追記しました。

④自己分析、アドバイザーの方からのアドバイス

最初は殴り書きでしたが(笑)、選考が進んでいくうちに少しずつ整理して書けるようになりました。受ける職種についても求人票の内容だけでなくきちんと調べるようにしていました。

 

退職について

①退職の報告

私は退職する1ヶ月半前に直属の上司とメンター(自分の成長促進のために面談して下さる先輩がついていました)に電話で報告しました。既に退職の意思が固いこと、退職の相談ではなく退職の時期を相談したいという内容にして、あまり強く引き止められないようにしました。
また有給は使い切りたいと強く希望しました…!結果8割ほど使えたので良かったです。

②住民税の支払い

詳しくは調べていただきたいのですが、普通徴収(住民税の支払い通知が郵便で来て、その通知を基に自分で支払う)、特別徴収(転職先が決定している場合、引き続き給与から引き落としてもらう)、一括徴収(前職の最終給与から来年の6月分の住民税まで一括で引き落としてもらう)の3パターンがあります。
私は転職先が決まっていなかったことと、余裕があるうちに支払っておきたかったので一括徴収を選択しました。

www.sakai-zeimu.jp

③健康保険について

前職から期間を空けずに転職する場合は転職先の健康保険組合に引き継がれるのですが、もし転職先が決まっていない場合は国民健康保険に加入するか、前職で加入していた健康保険組合を継続するか(任意継続と呼ばれます)選びます。任意継続の場合、企業が健康保険料を負担してくれていた分がなくなるため、保険料が在職時の倍程度になります。
国民健康保険への加入にするか任意継続にするかは自由ですが、保険料が異なるので予め役所と前職の健康保険組合で保険料を見積もってもらうのがオススメです。私の場合国民健康保険でも任意継続でもあまり保険料が変わらなかったこと、また保障が厚かったことから任意継続を選びました。

 

QA

いくつか質問箱に質問いただいたのでお答えします!

①志望していた職種について

私は最終的にWEBサービスの企画職を選びましたが、インサイトセールスやカスタマーサポート(カスタマーサクセス)、マーケティング、リサーチ、転勤なしの総合職(職種は入社後に決定)等を受けました。
職種よりもその企業が手がけている領域やHPを調べてみて雰囲気が良さそうな企業を選んでいました。そのため職種ごとになぜ志望したのか書き分ける必要があったので、結構大変でした…

②仕事と転職活動の両立について

私はほとんど在宅・フレックスかつWEBでの面接が多かったのであまり参考になりませんが、対面での面接の場合は出来る限り面接開始を18時以降にしてもらっていました。有給が使えるのであれば、その日にいくつかまとめて受けるのもありだと思います!
ただ残業が多く拘束時間が長い場合、思い切って退職前は職務履歴書等を作成するだけにし、退職後に集中して面接を受けても良いと思います。

③1番つらかったこと

なかなか書類選考に通過しなかったことです。未経験での求人票が少なく、少し経験があればOKと記載されている求人にも応募していたのですが、とにかく落ちまくりました…またとても行きたいと考えていた企業の面接に通過したにも関わらず、後日定員が埋まったので通過はなかったことにして欲しいと通達されたことも悲しかったです。とにかく毎日求人サイトを見ては気になる求人を探し、1社落ちたら1社応募していました。アドバイザーの方と相談しながら、少しでも自分の希望に近い求人にめげずに応募するしかないと痛感しました…
また私は出来るだけ土日のどちらかは転職のことを考えずリラックスするようにしていました!

④転職前にやっておいて良かったこと

まずは前職で1つきちんとやりきった経験をしておいたことです。就職活動でも通ずるところはあると思うのですが、自分がやってきたことを自分の言葉で肯定出来るほど真面目に取り組んだ経験は、例え業界・職種が異なっても大いに評価されます。転職が全ての解だとは全く思っていませんが、明日の自分のため、そしていつか将来の自分のために、目の前の仕事をやり切ることが本当に重要だと思います。
そして現実的な話になってしまいますが、本当に貯金をしておいてよかったです。前職の在職中に生活費を1年分以上貯金していたので、思い切って退職後に転職活動をしようと決断出来ました。現在の手取りや状況にもよりますが、少しずつ貯金はしておくこと・生活をある程度ダウンサイジングしておくことに損はないと思います。

 

今は学生時代から取り組んできたことに改めて取り組めることにワクワクする気持ちと、新しい環境や未経験の業務に取り組むことにちょっぴり不安な気持ちが入り混じっています。
ただ私に出来るのは目の前の仕事にまっすぐ取り組むことだけ!焦らず恐れず、周囲の方にサポートいただきつつ少しでも早く一人前になれるよう頑張ります。